まずやること(最短ルート)
- 正規URL(例: https + non-www + 末尾なし)を一つ決める
- それ以外は301で正規URLへ寄せる
- canonical とサイトマップを正規URLに揃える
背景・判断のポイント
この手の混在は、SEO以前に「同じリソースが複数の住所を持っている」状態です。評価が割れるだけでなく、クロールやインデックス判断もブレやすくなります。
正規化は1つ決めて寄せ切るのが基本です。実装は「301(サーバー/ホスティング)」「canonical」「内部リンク」「サイトマップ」の4点を同じルールに揃えます。
リニューアルやCDN導入のタイミングで起きやすいので、回帰テスト(主要URLの叩き)を運用に入れると事故が減ります。
症状の例(あるある)
- httpとhttps、wwwあり/なし、末尾スラッシュあり/なしのどれでもページが開けてしまう
- Search Consoleで似たURLが別ページとして検出され、重複が増える
- 被リンクやSNSシェアが複数URLに分散している
よくある原因
- 古い設定のままHTTPが生きている
- www/non-wwwの統一がされていない
- 末尾スラッシュの扱いがページごとに違う
確認方法
- 代表ページで http/https, www/non-www を手動で叩いて挙動を見る
- canonical と sitemap.xml のURL形式が一致しているか確認
チェックリスト(確認漏れ防止)
- 正規URLのルールが決まっているか(https、www、末尾スラッシュ、大小文字)
- 正規URL以外がすべて301で正規URLへ1回で到達するか(チェーンになっていないか)
- canonicalが正規URL形式になっているか
- 内部リンクが正規URL形式で統一されているか(相対/絶対どちらでも)
- サイトマップが正規URLだけになっているか
- 混在URLがインデックスされていないか(site:検索、GSCの正規化情報)
対処
- サーバー/ホスティング側で301を一括設定
- canonical と内部リンクを正規URLに修正
- 混在期間は短くし、クロールの無駄を減らす
やってはいけない(悪化しやすい手)
- canonicalだけ直して、301や内部リンクが混在したままにする
- wwwや末尾スラッシュを後から何度も変える(再評価が走りやすい)
- httpが生きたまま(httpsへ統一できていない)
再発防止
- URL設計の方針を決めて、プロジェクトの最初に固定する
- CDN導入やホスティング移行時に正規化の回帰テストを行う
よくある質問(Q&A)
末尾スラッシュは付ける/付けない、どっちが正解?
どちらでも構いません。重要なのは「サイト全体で一貫すること」と「301/canonical/内部リンク/サイトマップが同じルール」であることです。
混在を直すと順位が落ちますか?
短期的に揺れることはありますが、長期的には安定しやすいです。混在は評価分散の原因なので、正しく統一できていれば土台が強くなります。
内部リンクを相対URLにすれば混在しませんか?
相対URLでも解決する部分はありますが、外部から入るURLやサイトマップ、canonicalなどは別です。最終的には正規化ルールと301が必要になります。